雑誌に特集が組まれたり、大手企業で副業解禁というニュースがでたり、メディアを通して副業を意識する機会が増えました。
「自分も何かしたいな」と関心がある人も多いはず。ただ、副業スタートの方法がわからないという声があるのも事実です。
これから副業を始めたい人の、知っておきたいポイントを紹介します。
副業はするべき？
ここ数年、働く環境が大きく変化して副業を意識する人が増えました。
副業はやったほうがいい！そんな雰囲気を感じている人もいるのではないでしょうか。
かくゆう私もその一人です。
きっかけは、本業の仕事が「10年以内にAIにとって変わられる仕事」にランクインしたから。
将来に不安を感じ、違う働き方を探して副業を始めました。
でも、副業が必要ない人がいるのも事実。
無理して始めるものではありません。
副業をするか迷っているなら、一度、副業で得られるものと失うものをリストアップしてみては。
副業は、必ずしも「稼ぐ」ことが最優先でなくてもかまいません。
・人脈を広げる
・楽しさを追求する
結果としてお金がついて来たらいいな、という考えでもいいんですよ！
副業に取り組む時間の確保も大切です。
今の生活サイクルの中に、新たに仕事を加える余裕はありますか？
納期に追われて睡眠時間を削って仕事をすると、心身のバランスが崩れてしまいます。
本業にも悪い影響が出て信頼を失ってしまうかも。
・本業は定時に終わらせる
・飲み会は出席しない
・家でだらだらする時間を減らす
こういった取り組みをして、副業の作業時間を作らないといけません。生活スタイルを変える覚悟が必要です。
副業とはいえ、仕事を受けた以上は責任が生じます。クライアントさんにとっては、副業かどうかは関係ないですよね。
なんとなく周りも副業をしているから自分も……、という理由だけだと続けられません。
単なる好奇心でやると、ちょっとしたミスで心が折れてしまいます。
副業で得られるものと、失うものをチェックして、本当に副業が必要か考えてみてくださいね。
どんな副業を選べばいい？
副業の仕事内容や働き方は人によってさまざまですが、大まかに２つのパターンがあります。
webデザイン会社でディレクターをしている知人は、育児休業をきっかけに「メンター」として駆け出しwebデザイナーを支える副業をスタートしました。
本業の延長で副業をしています。
また、別のオフィス勤務の友人は、土日だけ出張ネイリストをしています。
好きなことを副業にしているパターンです。
副業を始めるに当たって、ハードルが低いのは本業の延長でできる仕事を選ぶこと。
本業に近いことをすると、作業もスムーズにできます。
副業は、総務、財務の仕事も全て自分でやるため、スキルも身に付きますよ。
楽しさを重視したい
そんなときは、好きなことを仕事にしてみるというのもいいですね。
本業の安定があるので、副業はちょっと冒険してみるのもありです！
まったく違う業界の仕事をすると、今までになかったスキルや人脈を得ることができます。
最初は勝手がわからず苦戦する人も多いです。
「稼ぐ」ではなく「楽しい」を優先して続ければ、少しずつノウハウも身につきますよ。
続けられる仕事を考えてみてください。
どこで仕事を受ける？
「どこで仕事がもらえるのかわからない」
副業を始めるにあたり、多くの人が直面する問題です。
仕事の受注方法がわからないと、いつまでも副業スタートできません。
副業始めたての人が仕事を得やすい場所を、把握しておくことが大切です。
知人の紹介
一番身近でストレスなく仕事が受けられます。
飲み会のふとした会話からもニーズ発掘ができます！
例えばデザイン系ならこんなお仕事が。
・結婚を控えた友人からのウエディングアイテム作り
・個人で飲食店を経営している人からのメニュー依頼
最初はお金になりづらいというデメリットもありますが、経験値は上がります。
クライアントの人となりを知っているので、打ち合わせもスムーズにできます。
最初の案件にピッタリですね。
クラウドソーシングサイトを利用
仕事の仲介をしてくれるクラウドソーシングサイトの活用もおすすめです。
特にオフィス系の副業を探している場合は、クラウドソーシングサイトを見るのが一番早いです。
事務代行やデータ入力など、本業でパソコン作業に慣れていれば応募できる案件もありますよ。
クラウドソーシング会社が仲介に入ることで、決済トラブルを防いでくれます。
報酬が未払いといったトラブルが起きないよう工夫されています。
本名も顔も出さずに仕事ができるのもクラウドソーシングのいいところ。
文字だけのやりとりが中心となるため、丁寧さを心がけましょう。
案件の質にはばらつきがあります。
クライアントの評価やレビューをしっかり確認し、案件の見極めをすることが大切！
悪質案件に当たったら、深手を追う前に撤退する勇気も必要です。
サイトへの登録は無料のところがほとんど。
まずは気軽に覗いてみてはいかがでしょうか。
まとめ
副業というワードを耳にする機会が増え、自分もやってみようかな、と考える人は多いはず。
ただ、漠然と「副業したい」だけだと、モチベーションが維持されず挫折してしまいます。
・副業をする時間はあるのかを考えてみる
・本業の延長の仕事をするか、好きなことを仕事にするか考える
・最初の仕事は知人の紹介かクラウドソーシングで見つける
考えた結果、副業をしないという結論がでることもあります。
副業も仕事。
責任感はありますが、楽しく続けることが第一です。
自分に合った方法を見つけてみてくださいね。